UNIQLOの柳井社長と対談した。
本当に凄い人だと思った。
カネボウに象徴されるように
繊維とか衣料とかは斜陽産業のはずだが
なぜUNIQLOはガンガン伸びてるのか。
5年で売り上げが3倍にもなっている。
どうしてこんなに伸ばせたのか?
自信があったのか?と聞いた。
「自信があった。
UNIQLOは繊維屋でも衣料品屋でもない。
UNIQLOと言う全く新しい産業を打ち立てたのだから、
絶対伸びる、と思った」
と柳井さんは答えた。
これからの目標を聞くと、
「2020年までに5兆円産業、
つまり現在の5倍にする」
と答えた。
凄い自信である。
UNIQLOは最初、中国、アメリカに出た時、
いずれも失敗している。
「郷に入れば郷に従えで中国にいた時は中国流儀、
アメリカの時はアメリカ流儀で行こうとした。
これで失敗した。UNIQLOの経営は素晴らしいはずだから
世界中UNIQLO流儀で行く、
この事を実行して成功した」
と柳井さん。
本当に凄い人である。
成功が自信を作るのか。自信が成功を作るのか。
とにかく日本で
こんなすごい経営者に会った事はない。
※※※
中国問題、検察の改ざん事件など、
大きな事件が続いている。
まず、検索の操作報告書の改ざん事件だが、
僕は特捜部は拷問とも言える乱暴な取り調べをしている事は
何度も取材してわかっていた。
だが、今回の事件は質が違う。
操作報告書を改ざんするとは明らかに犯罪行為であり、
検事は捜査の為には犯罪でもなんでもやってしまう、
と言うことが露呈した。
検察に対する国民の信頼は全く失墜する。
しかも、前田検事は2月初めに改ざんした事を
上司に報告している。
それが大阪高検までが黙認しているとは
検察が構造的に問題だと言う事になる。
高検はどこまで本気で徹底究明するのだろうか。
明日のBS明日の「激論!クロスファィア」では、
宗像、落合両元検事・現弁護士をお迎えして、
徹底追及したいと思う。