今後、日本で新たな原発を建設するのは無理だろう。
だが今年の夏、電力が約1500万キロワット不足する。
仮に原発を全部止めたら、これを賄うのは困難だ。
将来のエネルギー源を、やはり原発に求めるのか。
それとも脱原発で新しいエネルギー開発に取り組むのか。
もちろん後者が必要だが、だからと言って脱原発と軽々とは言えない。
では、1500万キロワットの不足に対応するにはどうするか。
大手の工場は電気の消費量を30パーセント削減しなければならない。
そうなれば当然日本の産業力が落ち、日本の経済の停滞は避けられない。
夏の電力不足に関していろんな提案がなされているが、これは目先の話だ。
石油は後40、50年しか持たない。
だからポスト石油をどうするか、と言うことが大問題だ。
東日本大震災の地震と津波によって、たくさんの人の命が奪われた。
日本の経済も大きなダメージを受けた。
それから、ひと月経ち、日本全体で守りの姿勢が強くなっているように感じる。
僕は、今度の震災を、「第二の敗戦」と言っている。
いま改めて強調したい。
日本が敗戦から立ち上がったのは、徹底的な攻めの姿勢だったからである。
震災と言う「敗戦」から立ち直るには、復旧ではなく新しい建設が必要である。
「創造の力」が必要だ。
例えばアメリカをはじめ海外に出ている日本の大工場、
そして西日本にある工場までが、操業停止に追い込まれている。
これは半導体関連やIT関連の部品工場が東北地方に多くあるためだ。
重要な部品が届かないので、アメリカや西日本の工場が動かないのである。
この問題を解決しないと、部品工場を韓国や中国が作ってしまう。
朝鮮戦争で日本が漁夫の利を得たように、今度は外国に漁夫の利を得られてしまう。
ところが政府には復興本部もなければ、戦略本部もない。
菅さんも谷垣さんも党利党略、個利個略しか考えていない。
この国の事を全く考えていない。
これ以上「人災」が大きくなるのはもうたくさんだ。
今こそ政治家も経営者も官僚も、
日本のために叡智を結集すべきときなのだ。
震災後、外国からみた日本に対するイメージと国内からみた日本のイメージがようやく一致したように思います。この国は変わらなくてはいけない。この想いがこれからの日本を変えてくれる、きっと。
田原さん提案も結構だし、日本国民に考える事をさせるのもいい事だ。しかし、日本を資源小国だ。だから、化石燃料と自然エネルギーだけでは賄いきれない。原子力だと言い続けたのは政府政治家とマスコミですよね。私も資源小国と原子力を信じて来ました。だけど、メタンハイドレートと言う第三の資源が十数年前から国連で報告されているじゃありませんか、私も無知で、最近、㈱独立総合研究所の青山さんの情報で知りましたがね。田原さんも政治家と政治評論家も皆さん含めて、日本の北方領土から尖閣諸島と竹島周辺の領土領海にあるメタンハイドレート(名称はあっているかな)を日本国民に認知させないのでしょうか。既得権益の問題ですか。今回の大震災は菅さんによって大人災になりましたし、復興には多額の費用が掛かるでしょう。しかし、日本海周辺には小額の費用でメタンハイドレートを採取でき、即エネルギー変換出来ると聞いています。だから、良識ある田原さん!私が信じる田原さんこの時期だからこそメタンハイドレートを活用するように提言して頂けませんか。それは、政府と国民に対して同時にです。政府は既得権益で動けないでしょうから。どうかよろしくお願い致します。
非常にごもっともだと思いますし、私もそう有るべきだと思います。
国家が一丸となって攻めの姿勢に転じなければならないと思います。
しかし、今の政府や経済の構造がそれを許すものか、ちょっと信じられない気持ちです。
例えば、藻から石油を抽出することができる技術が発表されていますが、大々的に生産するというような話になっていませんよね?
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html
http://criepi.denken.or.jp/press/pressrelease/2010/03_17.html
http://criepi.denken.or.jp/press/pressrelease/2010/03_17dme.pdf
現在の休耕地の20%を培養地にすれば国内の石油の需要を賄えるそうです。
メタンハイドレードだってあります。これは膨大な量です。
http://shingomatrix.jp/2010/11/post_504.html
けれども、そうしたら既存の石油メーカーやらあちこちが困ってしまいます。
2006年で、化石エネルギーの輸入額が23兆円程度と聞いています。
国内でエネルギーを産出出来る様にシフト出来るのならいいのですが、私は現状の政治経済界の既得権益やらを考えると悲観的になってしまいます。
もう私利私欲にかられ既得権益しか観てない輩。責任感の欠片もない人達。勿論、許したくない。でも、その方達は自省の念にかられる筈です。しかし、この瀕死状態の日本で責任追求するだけでなく、並行して、日本を瀕死状態から起こさなくては行けない。その為には、諸外国の石油メジャーから多額の費用を払い購入するのではなく、メタンハイドレート等を活用し、日本のエネルギーを自前で確保し、その上で、余剰金を復興その他に充てるべきではありませんか。日本国民は誠実で大人しい。それが、長所であり最大の短所でもある。だから、田原さんその日本国民の長所を生かして、田原ここにありと名を後世に残して下さい。しかし、期待はしてたが、荷が重かったのか菅総理。誰が、どの視点から見ても不合格です。菅さんは総辞職し、議員もお辞め下さい。そして、全政治家は、日本の為の真の政治をして下さい。災害が起こらないと分からないのですか。
確かに「第2の敗戦」ですね。先の戦争ではアメリカは日本について「将官三流、兵士一流」と言ったそうですが、今の日本は「政治家三流、国民一流」だと思います。敗戦後、三流将官は排除されたこそ復興できたと思います。でも、今回は三流政治家が残留している限りは復興は望めないと思います。
先の戦争では、大本営は嘘ばかり国民についてましたし、陸軍と海軍はいがみ合って、兵士は必死に戦い、結局日本は負けましたね。大本営→政治、陸軍→与党、海軍→野党、兵士→国民に置き換える事ができますよね。形を変え、歴史は繰り返されてると実感できます。
電力問題は、『東京電力の設備出力及び地震による復旧・定期検査等からの立ち上がりの動向』「厳秘」によれば、「揚水発電」の出力が計算されていない、出力は全部で1050万kW。
電力利権にからむ亡者が見え隠れする。本当に恐ろしい!!
あらゆる可能性を追求し、それをすぐ実行するべきなのに、簡単には脱原発問題が進まないなどと言うことは、座して死を待つに等しい。
日本にはたくさんメタンハイドレートがあるじゃないか。
今こそ国策で採掘を行い、今度は資源国として生きるべきだ。
政治について
「疾風に勁草を知る」を知るという言葉を思い出した。
菅さんだから、だめだめなのか?
鳩山さんでも、麻生さんでも、福田さんでも、安倍さんでも、
対して変わらなかったんじゃないか。
日本の政治家に、勁草などそもそもいないんじゃないだろうか?
田原さんのおっしゃることはよくわかります、が、残念ながらそれが出来ないのが今の政治家なんです。
先日の選挙でも変わらぬ選挙カーでの大音量名前連呼。ポスターの名前は平仮名、片仮名表記。馬鹿にするのもいい加減にして欲しい。
名前を覚えて欲しいのなら何をするのかを語り、支持を得られるだけの言葉を聴衆に向けるべきでしょう。
現在の日本の政治の問題は、時代に沿わない老化した脳梗塞状態の政党にあると思います。
叡智を結集するどころか、その叡智をどれだけの政治家、官僚が持ち合せている事やら。
少なくとも、震災後の対応を見るだけでも絶望的な気持ちになります。
民主党に政権を取らせたのは大きな間違いであったことは、すでに国民は実感しているだろうとは思います、ですが、『じゃあ他に任せられる政党はあるのか?』と聞かれて、答えられる人がいるのでしょうか。自民もダメ民主もダメ、その他野党常連はどうか?。任せられるとは思えません、現状を打破する人材が出現するまでは政治の混迷が続くのでしょうね。
愚痴を並べても仕方ないので個人的な希望を。脱原発依存として、段階的に原発を閉鎖する方向で大がかりな太陽光発電システムを構築する、併せて、省エネルギー技術を集めた都市整備で、太陽光発電都市構想とか打ち立ててくれれば、どんな政党も政治家も見直しますよ。
それで原発の供給する電力に足りなくても、省エネ技術で補えれば良いと思うのですが、何故か、原発がこれだけ発電するから同じ発電量をもつ代替案という、柔軟性に欠ける意見をちらほら目にします。足りないなら実現可能なものを合わせればいいと思うのですが、何か縛りがあるのでしょうかね。
日本経済の為に原発が必要と言うのはわかりますが、日本に住めなくなるかもしれないと考えた時、経済とか言ってる余裕あるのでしょうか。
1997年1月逝去された元1級プラント配管技能士の方の原発についての内容です。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
2005年衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告という内容です。
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html
田中優さん、原発に変わるかもしれないエネルギーについて等の内容です。
http://www.ustream.tv/recorded/13373990#utm_campaigne=synclickback&source=http://housebuilder.blog61.fc2.com/blog-entry-812.html&medium=13373990
田原さんこんにちは。
実は友人の友人から下記のような情報を聞き、悩んだすえこちらに書かせていただきました。
震災時の時のようなチェーンメールのようになるのは皆さんの迷惑になる。でもこれが事実なら、ますます人災が増えてしまう。
いつもしっかりと取材をし、事実を誠実に伝えてくれようとする田原さんならば、何か調べて正しいことを世の中に知らせて下さるのではないかという思いで書かせていただきます。
場にそぐわなく、不快に思わせてしまいましたら、本当に申し訳ありません。どうぞ本当に日本がよくなりますように。今の政権になっているのは私達国民全員の責任だと、深く思っています。
以下友人からの連絡です。
「新潟県民ですが、あまりにおかしな話なので世間にお知らせしたい。
記事とは直接関係ないけど、大震災で今年は米が不足するのは確実で、中越地震の恩返しに、米を沢山作って、被災地に沢山届くようにしなければ!米不足で米の高騰がないようにと考えていました。
しかし、先日の農地者会議から帰ってきた父は憤慨。
今年は昨年よりさらなる減反・作成量を減らせとの国の指示があったと。
大震災で東北の米作成が減るのになぜ!
と会議は紛糾したそうですが、国としては確定したからの一点張り。
備蓄米を考えてもおかしな話で、どうやら中国韓国等から安くない値段で買い付ける事を約束したのでは?だから、国内の米を不足させる必要があるのでは?と。
この話を広めて世論が動かない限り、国はなかった事知らなかった事にするはずです。
近隣の米農家達は本当に腹をたてているんです。でも相手にされません。 」
よく幕末のドラマや、幕末のエピソードがテレビで取り上げられます。
それだけ、日本人が下級武士に感情移入をする
つまりはフラストレーションをもっているということではないでしょうか?
自分は幕末ものを見たり読んだりしていると気分が悪くなります。
なんだかんだ言って、今の日本をここまで貶めたの幕末の志士の子孫です。
日産は外国人経営者が来るまで、改革を達成することはできませんでした。
おそらく、今の日本も日本人による改革は不可能だと思います。
自分は良識と明確なビジョンをもった独裁者による改革こそが
今の日本には必要で、民主主義による国内改革は幻想だと思います。
小泉さんは扇動政治家であって
ビジョンをもった独裁者ではなかったと思います。
彼も竹中さんも、改革の方向はみえていても
改革を最後まで達成できるとは思っていなかったのではないでしょうか?
竹中さんは、田原さんとの対談で
「いま必要なのは、みんなが必要だと
明々白々にわかっている改革を実現すること」
といっていました。
これほど、わかりやすいビジョンと改革案はないと思います。
皮肉にも、この改革案の邪魔をしているのは
幕末の志士の子孫・・・ではないかと、こじつけでしょうか?(. _. )_
自分は戦後の日本をマッカーサーではなく
アイゼンハワーが統治していたらと思います。
この差こそが、新興国から成熟国への脱皮ができない原因だと思います。
IMFが韓国のように、日本へやって来て
国内改革を行うのは時間の問題だと思います。
政界は世襲議員か試験エリートばかり。
決断力のある政治家はいません。
いや、政界、財界、マスコミのどこをみても世襲と試験エリートです。
決断力と行動力のある人材、西郷、大久保、坂本、勝は今の日本にはいません。
話は少しそれますが、今のマスコミは大いに問題ありではないでしょうか?
仮にオバマが日本の総理なら、どうでしょうか?
自分は1年以内に退陣したと思います。
ヒラリーでも、ビル・クリントンでも。
マスコミには、政局ではなくて政策を語って欲しいです。
それも重箱の隅をつつくような報道ではなく
重箱のど真ん中の報道です。
私は田原さんの1人のファンです。昔からそうでしたが、なぜか公式ブログを知らずにいて、今回の福島原発事故で「原発反対」の意見を強く強くもち、「団結しよう!脱原発」という言葉で検索すると田原さんのブログも知りました。
原発はすべて、調べれば調べるほど危険なものでした。
田原さんは「脱原発を軽々とは言えない」と書いておられ、確かにそうだと思いますが、脱原発を決断しなければならない時が来たことも確かです。
その決断をした時こそ、「第二の敗戦」と言えるのではないでしょうか。何もかも失った敗戦のような状況になれば、必死になって代替エネルギーの開発に取り組むことにならざるを得ません。政府も、有識者達も、技術者達も、私たち庶民も知恵を出し合い、まさに「創造の力」「攻めの姿勢」になるはずです。
経済等さまざまな犠牲も伴うことでも、東海地震が起きたら浜岡原発は耐えられないことが予測されている事など(他の原発も危険であること)を正確に伝えて、国民にどちらの道を選ぶのかを、政府が問いてもいいのではないでしょうか。
浜岡原発に比べたら、今回の福島原発事故は線香花火程度だそうですが、事故が起こればその処理に莫大なお金がかかり、日本経済はどっちにしても破綻です。それが予測できて、なぜストップ!の決断ができないのか私にはわかりません。
経済破綻だけならまだしも、ほとんどの命が奪われてしまう。
私にも守りたい愛する命があり、守る権利があるはずです。
正確な危険な情報も、TVで取り上げて、一刻も早く国民の選択を問いて欲しいです。
決断できない政治家にも、守りたい命はあるでしょうに。。。
それともお金だけが大事なのでしょうか。
その大事なお金も、このまま手を打たないまま東海地震が起きたら守れませんね。
田原さん、助けてください。