今回の東京都議会議員選挙は、都民ファーストの圧勝だった。自民党は現有57議席を大きく割り込み、過去最低の38議席をも下回る大苦戦だった。
安倍晋三首相自ら苦戦を認めているが、敗因は明らかだ。選挙戦の最中、都民の反発を招いて自分の首をしめるような発言、出来事が連発したからだ。
まず、衆議院議員の豊田真由子さんだ。彼女の秘書への暴言が大問題になった。さらに、板橋区の応援演説で、防衛大臣の稲田朋美さんがとんでもない発言をした。「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」という自衛隊の政治利用とも受け取れる発言だ。これには野党、メディアはもちろんのこと、党内からも強い批判が起こった。あまりにも不用意な発言だ。当然のなりゆきだろう。
実は、これらの「衝撃的な言動」による騒ぎに紛れて、計らずも大きく取り上げられていない、大問題発言があった。安倍首相の24日の発言だ。神戸市の講演会で、安倍首相は「日本獣医師会の要請の結果、新設を1校に絞ったことで、疑念を招いた」と釈明したのだ。ここまではいい。問題はその後だ。今後は要望があれば、2校も3校も認めるという主旨の発言もしたのだ。
しかし、獣医師会はそんな要請はしていないと否定している。この発言は、国家戦略特区諮問会議の基本方針とも矛盾している。基本方針では、1校の成果が評価された場合に、次の新設を許可するとしているのだ。だが、今治の獣医学部はまだ設立さえしていない。何も評価のしようがない段階だ。次の話などできようはずがない。
これは大失言だ、と僕は思っている。自民党は、都議選で国民に「ノー」を突きつけられた。だが、この通告は都政だけのことなのか。今回の安倍首相の「ちゃぶ台返し」が、今後、国政にどう影響を与えるか、僕はしっかりと見極めていきたい。
地球環境も自由貿易もその目的のひとつに皆で手を携え協力し合う、というのがあるのではないでしょうか?自国ファーストと協調。四人将棋。次の一手はどうするのか?田原先生ならばどうなさいますか?
豊田真由子氏の「このハゲー!!」発言はマスコミにとって非常にオイシいネタだ。号泣議員こと野々村竜太郎氏も同様であったが、この種の映像・音声はそれ自体がエンターテイメント性を持つ。テレビの制作スタッフは特に政治の勉強をしなくてもその映像を繰り返し繰り返し流すだけで視聴率が取れるし、番組出演者にとってもリアクションを取るのが容易だ。選挙前にこういうネタを与えてしまった自民党の自滅と言えるだろう。
さて選挙結果から単純に当選人数だけを見ていると「都ファ圧勝、自民大敗」という田原総一朗のような政治オンチの結論になってしまう。
ポイントは2つ。
– 自民党を攻撃していた民進党も大敗していること。
– 都ファを上回る当選率で公明党が健在なこと。
まず民進党が大敗しているということは、民進党が今までやってきた自民党批判の内容が国民に受け入れられていないということであり、現状では自民党の受け皿にはなり得ないということだ。健全な国家運営のためには二大政党制が望ましく、まともな政党が最低2つ、できれば3つ欲しいところ。マスコミは自民一強が悪であるとして自民党の支持率を落とすための活動だけを続けてきたが、それは全くの誤りであり、本来は自民以外にまともな野党を育てることに注力すべきだったのだ。しかしまともな政治評論には膨大な勉強量と時間が必要であり、ただの一企業の社員にすぎないマスコミ制作スタッフやタレントジャーナリストには不可能である。結果として何も勉強しなくても簡単にできる、冒頭の「このハゲー!!」レベルの政治批判しかできないのである。
そして公明党。候補者23人中当選者が23人。勝率100%という圧倒的な勝利を得た。
公明党の場合、選挙の前からほぼ既に結果が決まっているという理想的な”勝ち戦”を展開している。第一党が入れ替わっても安定した得票率を維持できる、この創価学会の得票ネットワークは脅威である。
なお、都議選の演説現場で安倍首相にヤジを飛ばし横断幕を広げていた連中は、東京都民ではなく「しばき隊」を含むプロ活動家であることが判明している。一般聴衆は入れないはずのマスコミ席横に陣取り、テレビに映りやすい陣形を取っていた。また現場に籠池氏が現れたことも話題となったが、TBSの記者が彼とタクシーに同乗して手引きしていたという情報も出てきた。
マスコミは偏向報道の域を超え、プロの活動家と協力して倒閣運動に加担し始めた。今回の都議選の裏側については主にインターネットで国民レベルでの検証が始まっており、全容が明らかになる日は遠くない。
恋は盲目。サッカー場で、左寄り親衛隊サポーターと右寄り親衛隊サポーターとの場外乱闘。親衛隊サポーターに持ちあげられて盲目的となり、階段を転げ落ちる人気アイドル芸能人。色覚障害とならぬよう、右寄りの食事、左寄りの食事を満遍なく好き嫌いせず摂る。偏食しないことが大切ですね。田原先生は好き嫌いはありますか?
九州豪雨災害の大変な状況の中、国会で閉会中審議までして、ご熱心にいつまでやっているのか『加計学園』。
今日、様々な外来生物も増えるなかで、獣医専門家の増を目指す「岩盤破壊」に資するための蟻の一穴に、首相が少々関わっていても、大局的には大したことではない。それならば、田中角栄と上越新幹線の関係はどうなるのかということである。
今は、九州豪雨災害対策に全力を期すべきである。
今回の豪雨災害の大きな特徴は、NHKスペシャルで報道されたように、樹齢40年を越える大木の森林まで崩壊し、橋や家に流木として大量に堆積し、川も塞き止めて洪水が発生したことである。
今後、崩壊した山肌で水が噴出した穴が見つかれば、『パイピング現象』の可能性も疑われる。
全国で同じような災害を防ぐには、相当の研究と技術と費用が発生する。
国会での優先順位を間違えば、国民生活は森林と同じく崩壊するだろう。
真に愛するとは何か?我が子とぴったりくっついて盲目的に愛するばかりに学校に押しかけるモンスター・ペアレント。愛社精神。盲目的に愛するばかりに大氷山に激突する会社もあるでしょう。国家や組織を真に愛するとはどういうことか、どうすれば良いのか?田原先生はどう思われますか?
都議選で、自民党を攻撃していたはずの民進党が崩壊寸前の大敗に終わった。民進党は東京都民に「NO」を突き付けられたのだ。
民進党が「NO」を突き付けられたということは、民進党と同じスタンスで騒いでいた朝日新聞と田原総一郎も「NO」を突き付けられたという意味だ。
田原総一郎は必死に前川喜平を擁護し、獣医師学会の既得権益を守ろうとしている。今の騒動に乗じて可能な限りの風評と汚名を加計学園になすりつけると同時に政権に揺さぶりをかけている。
おそらくこれは既得権益を侵そうとする者への”見せしめ”なのだろう。規制を崩そうとする奴らは加計学園のように潰してやるぞ、と。
前川喜平は買春斡旋の出会い系バーに通いつめ、天下りの法令違反を犯してクビになったような人物である。いくら田原総一郎と朝日新聞が彼を偽装して”正義の告発者”に仕立て上げても、そんな工作は田原総一郎がテレビ界を牛耳っていた時代でしか通用しない。現代のネットでは事実が拡散されるのみである。
先の参考人招致においても青山議員と加戸前知事の答弁によって、前川喜平がいかにデタラメかが一層際立ち、Youtubeやニコ動で瞬く間に拡散されている。
田原総一郎が既得権益保護のために働くのがこの加計学園だけであるとは考えにくい。当然過去にも幾度となく同じようなことを繰り返してきたことだろう。
いったいどれほどの政治家や高級官僚が田原総一郎のおかげで既得権益の甘い汁を吸ってきたのだろうか。またその一方でどれほどの既得権益打破の志をもった人々が田原総一郎によって闇に葬られてきたのだろうか。
加計学園は幸い現代のネット社会のおかげでその事実は多くの国民に知れ渡っているが、田原総一郎がテレビで権力を振っていた時代では国民が事実を知ることもかなわず、無念にも忘れ去られるしかなかっただろう。
将来よりも過去や現実に執着、埋没し、脳天に響き渡らんばかりのキンキンとした、雌のスピッツのうな吠え声で問い詰めるメディア。儒教国の隣国にもおられるのでしょうか?かたよらず、こだわらず 、とらわれず、広く広くもっと広くの空の心と慈悲の心で猶予し、今後の行いに期待する、未来志向の日本。信無ば国は立たず。周辺の外敵に気を取られ、内なる敵に滅びることのないよう、あらゆる組織が肩の力を抜いて「信用」というものを再考すべきではないでしょうか?
今回の自民党都議の大敗は、マスコミの偏向報道による影響が大きかったと思います。
例えば、都議選の翌日の2017年7月3日、TBSテレビのワイドショー「ひるおび」では川井議長が落選した理由に、小池氏の初登庁の日に握手を断った。こんな悪い人だから落ちたんだという論調でした。
番組では、その映像を流しましたが、映像では、都庁内において川井議長に歩み寄って手を差し出したところで画面が切り替わり、小池都知事はひきつった笑顔を見せながら差し出した手を元に戻しました。画面を見る限り、小池都知事は握手を拒否されているように見えます。
しかし、映し出された映像とは異なり、実際にはこのとき川井議長と小池都知事は丁寧に会釈をかわしながらしっかりと握手していました。その写真もネットに溢れています。
今回TBSが放送した映像は捏造の意図をもって加工されたものであり、その映像を基に川井議長を悪い人と決めつけて放送内で議論しています。このことは、単なる捏造というだけでなく、特定の個人の行動を貶め、その尊厳を著しく損ねる犯罪行為に類するものです。
今回の都議選の結果は、マスコミのこのような偏向放送が一つの原因になったものと思われます。このようなことがまかり通るマスコミ界を本当に恐ろしく思います。
自民党は、今回の都議選で議席数を大幅に落としました。しかし、獲得票数は1,260,101票で、これは2005年、2009年、2013年の過去3回の平均獲得票数1,422,765票と比べて11.4%落ちた程度です。今回はマスコミによる自民党都議対小池氏などいろいろありましたが、それでも自民党自体を期待している都民の母数は、それほど減っていないのも実情のようです。自民党都議も今回の反省をしっかりすれば、立ち直ることは出来ると感じています。
一方、民進党(民主党)は 2009年 2,298,494票 → 2013年 690,622票 → 2017年 385,752票と票の落ち込みが止まっていません。完全に民心を失って、立ち直ることが出来るとは思えません。
今回、躍進した都民ファーストは、いきなり 1,884,030票を得ました。しかし、この票数は実は2009年の民主党の獲得票数よりも低いのです。この辺りからもマスコミの影響力の低下がみられるのかもしれません。民心は、これからどのように推移していくのでしょう。失われた4年にならなければ良いのですが…。
酔っ払って書いたのかと思うような、田原の斜め上の分析
中国の民主化運動家の劉暁波さんが中国共産党に殺された。
日ごろ人権を守れだ何だと騒いでいる田原総一郎は何も言わない。中国共産党への忖度(そんたく)だろうか。
田原総一郎にとって「人権」とは日本政府を攻撃するための道具にすぎないようだ。
てんでんばらばらの分断組織の寄り合い所帯の方々の中には、「支持率が下がった!」とただただ欣喜雀躍している人、「支持率は下がったが、これから日本はどうなるんだ!これからどうすべきか?」と頭を抱え思案中の人、それぞれいることでしょう。見たところでは、皆てんでんばらばらにただただ欣喜雀躍している人が多いような気がします。真に明日の日本を思う、責任感の強い言論人である田原先生はどのように思われますか?てんでんばらばらの寄り合い所帯の方々は思いきって分かれたほうが良いような気がするのですが、どのように思われますか?
ネット格言、『ネトウヨ30匹見つけたら1匹と思え 』
ネットで真実w テレビやマスコミは、間違った情報を流すとネット民から激しい攻撃を受ける。『自民党惨敗はマスごみのせい』『安倍倒閣にマスコミは必死』『朝日、TBSは反日在日メディア』 結果、ネットでは、『日本カッケー』『愛国者・安倍じゃないと日本を守れない』『野党は反日パヨク』こんな書き込みばかり。
ネットが、バカを増殖させている。
昔『テレビを見ると馬鹿になる』、今『テレビを見ると馬鹿になる、ネットを見ると もっとバカになる。』