11月27日、出入国管理法改正案が衆議院で強行採決された。この改正法案は、単純労働を含む外国人労働者の受け入れを拡大するものだ。ところが、その審議時間は、たったの17時間だった。
いま、日本が人手不足であることは周知の事実である。しかも、人口減によって、今後もっと人手は足りなくなる。それも十分に認知されている。だから、野党も多くの国民も、外国人労働者を受け入れることに異論はないだろう。
しかし、今回の法案は、あまりにも曖昧すぎるのだ。外国人労働者の待遇を「日本人並」にするというが、そもそも日本人労働者でも、「正規雇用」「非正規雇用」と待遇もさまざまある。当然、格差もある。それなのに、社会保障はどうするのか等、法案に具体性がまったくないのだ。
もっと大きな問題もある。ひとつは、すでに約128万人もいる、外国人労働者の待遇だ。留学というかたちで日本に来て、アルバイトをしている人は約30万人いる。また、技能実習生としてアジア各国から来ている人たちは、約26万人だ。
この「技能実習」だが、建前はともかく、実態はただの単純作業だ。長時間労働を強いられ、月収10万円にも満たない。脱走を謀る人も多い。
外国人の単純労働者を受け入れないとする現在の出入国管理法は、このような実態をごまかすために利用されているのだ。こうした現状を、どうするのか。
今回の改正法案では、一定の知識や経験を条件とする「特定技能1号」、熟練した技能が必要な「2号」に分けている。では技能実習生は、「1号」にするのか。
野党の追及に対して、担当大臣は、「検討する」「詳しく調査する」という答えを連発した。ほんとうに検討、調査がまだまだ必要であるのなら、安倍晋三内閣は、なぜこんなにも法案成立を急ぐのか。
安倍内閣はこれまでも、「特定秘密保護法案」「安保関連法案」「テロ等準備罪」「IR法案」など重要な法案を満足な審議もなく強行採決してきた。野党がだらしないと、たかをくくっているのだ。
かつての自民党では、主流である執行部が強引に押し通そうとすると、反主流から反発が起こり、党内で論争が起きた。歴代の首相は、野党に負けたのではなく、党内の反主流に負けて退陣していったのだ。岸信介、大平正芳、福田赳夫など、歴代首相は、みなそうだった。しかし、いまの自民党には「反主流」がいないのだ。
「森・加計」問題にしても、自民党幹部から「問題あり」という声が出ない。みな安倍首相のイエスマンとなり、ごきげん取りにをしている。この国をどうすべきなのか、まったく考えない、無責任が横行しているのだ。
長年、僕はこの国の政治を見てきた。いま、こんなにも危機感を覚えたことはない。
田原先生のお言葉のとおり日本は非常に危機的な状況と考えます。
特に国会で提出された法案に中身がなく、成立後に省令等でいいように中身が決められるという異常さは先進民主国家には皆無な現象です。 また安倍政権になり法案の悪い所が周知される前に法案を通すため審議をほぼさせない状況が多数となり、国民を欺くような姿勢が明確に見える状況です。
この異常な状況に危機感をを覚えない、そもそもその情報さえも認知していない人が多い事には絶望しかありません。
知能の高い生物は危険を察知し対処し生き延び進化してきましたが、今の日本人は真逆のようです。 多くの日本人が過去の歴史等から政治の重要性、危険性の教訓を学ぶ脳力をすでに無くしているようです。 また多くの日本人がモリカケ等、死者、改ざんまで出ている過去の不祥事の記憶とその後の対応についても全く無関心であり、3日もあればすべて忘れる人だらけにみえます。
昨今、NHKの国会中継は重要法案があるにも関わらず放送されません。
民放テレビ、ネットのニュースでは力士の暴力等、どうでもよい話題の提供ばかりで見る価値もない状況です。
立法は事実上司法、行政、経済より強く間違った方向にゆくと戦前日本と戦前ドイツ、北朝鮮のように恐ろしい事態を招きますが多くの日本人は無関心のようです。 今年に入り安倍政権は野党より、情報弱者で考える能力がない国民を利用し正当な保守と民主主義を破壊しているように見えます。 党内独裁体制で不祥事連発、国会を形骸化させながら支持率が50%もあれば、ほぼ審議なしで詳細規定がない法案を強硬に通す等、行動にもブレーキはかけないでしょう。
安倍政権は来年の選挙前に消費増税以外のマイナス要素を片付け、多くの日本人がすぐ忘却することを念頭に全てを進めているように見えます。 またこの状況はあらゆる面で国際競争において敗北する日本が、三流の貧困国家になる前兆のような気がします。
良い世の中の基本、本質が理解できない、危険を認知できない事がいかに恐ろしいかを実感するところです。 昨今の日本は後進共産国の人民のように、労働時間は長いが所得は低く草食で結婚も出来ない、金も力も知識もない人間ばかりが増加しているようにみえます。 親も働きづめで子供の家庭教育なども無いに等しい状況も多くみうけられます。 インスタ映えばかり気にする奴隷のような哀れな日本人には妊婦加算や入管法改正、水道民営化等はもう理解できないのかもしれません。 これは長期政権政党が作りたかった、シロアリだけが得をする日本の姿のようにも思えます。
12/7政府は75歳以上が加入する後期高齢者医療制度で低所得者を対象に最大9割保険料を軽減している特例措置を2019年10月に廃止する検討を始めました。
こういう重要情報も知らない情報弱者が多すぎる世の中には戦前日本の亡霊をも感じます。
プレミアム商品券等ではうめられない中低所得者への消費増税+医療保険増税等の数々。
企業と富裕層、献金団体のみ優遇する安倍政権の本性がよくわかる政策の数々です。
自分が一般国民より頭か良いと傲慢な思い違いをしている典型的左翼の発想ですな。
上目線の貴方の想像以上に一般国民は物事を理解してますよ。
一つの政党が一枚岩になっているのはむしろ正しく、不満の矛先を向けるのであれば、国民の支持を受けるに値しない野党の面々の不甲斐なさではないのかな?
単純労働。上司から指示された仕事を部下に丸投げするだけの人。元請けから下請けに丸投げするだけの会社。上から来た仕事を下に丸投げする組織。上からの指示で賛成したり反対するだけの人。左右に関係なく、各人の過去の仕事の実績を検証し、今後期待できそうな信頼できる人を選ぶのか。それとも政党で選ぶのか。どうなんでしょうね?田原先生?
こうした丸投げ体質を改善すれば、筋肉質の強靭な会社、組織、日本になるのではなかろうか?そして人手不足も改善されるのではなかろうか?田原先生?
筋肉質の強靭な体質のメディア。携帯並みの受信料。人手不足解消。緊張感のある番組。どうでしょうか?
お疲れ様です。
今頃 気づいて切羽 詰まっているのです。一つの原因の少子高齢化の
末期症状に気づいて慌てふためいている状態だと思う。
これは、急がないと間に合わないのです。人手不足倒産が続いたり、
学校閉鎖、過疎化など国力にも影響が出てくる危機的状況になりつつ
あります。もう中身など、どうでもよく、とにかく応急処置で手早く
外国人でと対策しているのである。救いようもない、体たらくです。
新聞、テレビ、ネットなど今メディアで移民がどうのとか、機械で、
自動で、AIで、外国人で、日本人が余っているとか、給料が安いとか
他、色々、今頃 騒いでいますが、本末転倒も甚だしい。
何を言っているのかと言いたい。
もう、ずっと前から少子高齢化は進行しているのです。
機械で、自動で、AIで、外国人で、給料上げ、どれでも良いのです。
だけども、どれも間に合っていないのである。
つまり、どれも対処 出来ていないのです。
有識者はなぜ、この根本に気づかないのか不思議でならない。
僕は、日本の今の政治では、少子高齢化を防げないと確信している。
そして、少子高齢化の本当の恐ろしさを分かっていないと思う。
地球全体では確実に人が増えている。人が余って仕事がない国も
たくさんある。いまだに餓死している国もある。世界格差です。
利用しない手はない。ウィンウィンの手は必ずあると思う。
清廉で差別のない法律を確立して、一つの対策として位置付ける。
しょうがない、今となっては早急に対処してもらいたい。
田原さん、監視の程、お願い致します。
田原先生の懸念はよく理解出来ます。
もっと審議せよ。しかし、野党自身にグランドデザインがなく与党批判の終始にみえる。野党がどんな国にしたいか分からない。それが最大の野党の弱点です。言い切ります。
今回の法案は、保守としては真逆の結論です。
それでもあえて断行するのは、もうガラパゴスでは世界の潮流や少子高齢化に対応できぬって答だと思います。
各論の議論に安寧とする余裕はないっということでしょう。それが、日本をどのようにするか不明ですが、国民自身が外国の方をいい加減に使わなければいいだけで、政府の問題ではないと思う。
簡単に言えば、自分都合のブラック企業は撤退してということだ。
言葉ららず。きちんと言います。
何で共産主義が失敗したか?それは、労働組合が威張ったからで、マルクスの公平を組合が既得権にして保身に回ったからでしょう。
結局、その答えは、勝てばいいであり、公平に程遠いって事だと私は解釈した。勝ちたいんだろうって陳腐に思う。
ですから、人を侮辱せず共に明日をさがそうって全世界と共に模索する我が国が正しい。
あえてゆうが、左翼程外国人不要にしている印象で、それは組合を守ってるだけで、大きな人類の公平という形には見えません。君たちの票を守ってるだけでしょう?ならば、人類の正義や国家の正義って大げさな言い方を止め、我が仲間を守る立場としてと言うべきだ。
株主様。会社の五穀豊穣を願い、波風を立てずつつがなく儀式を執り行うのが日本古来の伝統。しかし、露との対話は五穀豊穣の儀式のようであってはならぬのではなかろうか?互いに本音で語り合い、採算のとれる実利ベースの経済対話、取引の延長線のはるか彼方に領土問題の解決の糸口が見えてくるのではなかろうか?交渉は優位な立場に立ってから行うもの。経済取引、貿易で切っても切れない仲となり、優位な立場に立つ。次世代、その次の世代の人に頑張ってもらう。どうでしょうか?
受験のために勉強をする人。研究のために研究をする人。論文のために研究をする人。そうではない、ノーベル賞を取る人。今後、日本はどうあるべきか、どうすべきか。正論をお聞きしたいものですね?田原先生?
昨今、小説家になるために小説を書く人、ノーベル賞をとるため小説を書く人、お金のために小説を書く人、お金のためにものづくりをする人、等が増えているのではなかろうか?読者や消費者が置き去りにされた社会。どうなんでしょうね?次の選挙、どの人に一票を入れましょうか?田原先生?
余計なことかもしれませんが、政治家になるために勉強をする人、学者になるために勉強をする人、を付け加えさせていただきます。
米露のような情報網を持たない日本。せめて各人が五感を研ぎ澄まし最大限に発揮して対抗するほかないのではなかろうか?精神的隷従に陥って他国に乗っ取られると気付いた時には、時すでに遅し、という茹で蛙状態にならぬようにせねばなりませぬ。戦後レジームからの脱却といいながら、満腹状態の茹で蛙のようになっているのではないかと指摘する向きもあるやにお聞きしております。Sail on、咸臨丸よ。正論、咸臨丸よ。答えを教えておくれ。数学のように正解があるとよいですね。田原先生?
小説家になるため小説を書く人が多くなったのか、廃れるいっぽうの出版界。圧倒的な成功者になるためには必要悪も必要だ、と説く人。仲間には正直に話し、読者には黙っているのが必要悪なのか。読者にも仲間にも本当のことを話さないのが必要悪なのか。必要悪。知らず知らずのうちに大きくなっていきますね。茹で蛙のようにならないよう注意が必要ですね。