あけましておめでとうございます。
田原総一朗です。
昨年末、久しぶりに
YouTubeの「田原総一朗チャンネル」をアップし、
実は入院していたと話した。
夏の疲れで食欲がなくなってしまったのだ。
入院というと大げさだが、
これがまた楽しかった。
3食出してもらえて、
寝るところが
保証されているのだから。
退院後は、
また朝食を自分で作っているが、
最近変わったことは、
トーストなどいつものメニューに
プリンが加わったことだ。
食べやすく美味しいので、
1日に3、4個食べる。
僕の大事な栄養源だ。
そもそも僕は、
今自分が生きていること自体
おかしいと思っているから、
何が起きても驚かない。
ただただ、日本のために、
「死ぬまでジャーナリスト
として伝えたい」という
思いがあるだけだ。
年末の12月30日には
不破哲三さんが亡くなられた。
政治家には、
組織を守って政治を良くしようとする人、
そして、
組織を壊しても日本を良くしたい人の
2種類がいると思う。
不破さんは後者の、
気骨ある政治家だった。
考え方が一致するわけではないが、
僕は信頼していた。
1999年にインタビューした際、
不破さんは、
「資本主義を乗り越えた新しい経済」
「計画経済と市場経済の統合」
を目指すと語っていた。
僕はそれがきれいごとに感じ、
「計画経済で成功した国はない。
ないものを目指してるんだ」
と反発した。
すると不破さんは、
「人類史というのは、
ないものを目指すから
発展があるんじゃないですか」
と冷静に切り返したのだ。
今の日本は物価高が
問題になっている。
日経平均株価は
史上最高値を記録しているのに、
多くの一般市民は
生活が大変だという。
投資にお金を回せる人はいいが、
その資金さえない人は、
物価高に四苦八苦している……。
資本主義はこのままでいいのか、
これが戦後日本が
目指した経済なのか。
今振り返れば、
不破さんたちが「新しい経済」
を目指した気持ちは
非常に理解できる。
不破さんは、
今の日本経済を
どう見ていただろうか。
今一度議論してみたかった。
あの戦争を知る世代の政治家が
また一人いなくなってしまった。
残念だ。
年明け1月3日には、
驚くべきニュースが飛び込んで来た。
アメリカがベネズエラの首都を攻撃し、
大統領夫妻を拘束したという。
他国の首都を
突然攻撃するという
トランプ大統領の暴挙に
唖然とするばかりだ。
2026年、
世界も日本も
課題は山積みだ。
今年もどんどん発言していきたい。
だからこそ92歳になる今年、
新たに「theLetter」という
プラットフォームでの発信に挑戦する。
タイトルはずばり、
「これだけは言いたい!」だ。
みなさん、
今年もよろしくお願いします。
https://soichirotahara.theletter.jp/